10月23日は、ジャニヲタが1年でもっと感謝する日である。ジャニーズ事務所の“父親”ジャニー喜多川社長の誕生日だからだ。4年ほど前から、ジャニーズタレントの口からバースデーパーティーの様子が語られるようになった。以降、毎秋、マスコミが注目することとなった。
「昨年は12月中旬、都内・渋谷の関連会社が入るビルで、誕生日と忘年会を兼ねた宴会が開かれています。ビルの前には、20台以上の黒塗りの送迎車がズラリ。100人近いタレントが集結しています。でも肝心のジャニーさん本人は現れず。『自分の誕生日を祝われるのが恥ずかしい』と言って逃げ、東山紀之が迎えに行っても、『絶対行かない!』の一点張り。主役不在となっています」(週刊誌記者)
17年は近藤真彦、生田斗真、山下智久や、少年隊、TOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞からの一部メンバーが出席。滝沢秀明は企画・発起人らしく、トランシーバーを持って、後輩のSnow Manに「ダレダレが来ます」「今、マッチさん、お酒ないよ」など細かく指示出し。宴の最中には、自前の記録用カメラを回し、映像に収めていた。
「年内で芸能界を引退して裏方業に回るタッキーが、ジャニーさんの誕生日会で本気を出すのは有名。14年にはV6、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、Kis‐My‐Ft2、Sexy Zone、A.B.C‐Zの一部メンバーを集めて行われました。そもそもジャニーさんの誕生日パーティーを提案したのは、飲食店で偶然会った中山優馬とTOKIO・城島茂。優馬から相談されたタッキーが1カ月かけて会場を手配、参加者へ連絡して、当日は、逃げるジャニーさんを無理やり会場に連れてきています」(前出・週刊誌記者)
翌15年は、近藤、東山に中居正広も出席。会場にはテレビモニターがあり、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に生出演していた嵐とHey!Say!JUMPをみんなで観ていたという。自分より先輩がいることにテンションが上がったのは、中居。お酒が回ると、トークを仕切りはじめたようだ。
翌16年は、SMAPの解散騒動で揺れていたため、開催されたかどうか不明。18年は、どのような催しとなったのか。87歳になったジャニーさんと“子どもたち”の交流の様子が、誰かの口から漏れてくるのを待ちたい。
(北村ともこ)