どんな失言も許される好感度の理由はここにある?
モデルでタレントの滝沢カレンが12月11日に自身のインスタグラムを更新、惜しくも優勝を逃した横澤夏子との並び写真と共に、前日10日に行われた「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ)にて審査員を務めたことを振り返った。
滝沢は「昨日、THE W を見てくださった方はいるのでしょうか!?」と、いつも通りの微妙な表現で書き出すも、「私は女芸人さんが最初勝ちたいんだと言う映像にかっこよさを感じてしまい、忘れられずにネタを見ていました」と続け、彼女なりの言葉で出場した芸人たちに敬意を表すと「いたって、私にお笑いの芯まではも分かりませんですし、なんで笑いを語ってんだという存在(私)ながら申し訳ないでしたが、ですが笑いの芯を知らない人間(私)をこんなに無邪気に楽しませて頂いたり、今から笑うぞという身体のワクワクをこんなに私に感じさせてくれた、皆様に私は感謝を伝えたいです」と、今回の審査における機微を伝え、以前から仲のいい横澤に対しても「疲れた横澤さんを無理やり影に連れ込み写真を撮って頂いたワガママな私をお許しください。そんなさっきまでカッコよかった横澤さんを見た瞬間涙が止まらず、結局私は横澤さんの親なんだかな距離になってしまい、横澤さんに陰でなぐさめてもらうという、とんでもない迷惑を横澤さんにはかけてしまいました」と感謝を述べつつ、写真に写る自身が涙ぐんだ姿であることの説明も付け加えた。
「番組のほうは、さすがに『M-1』と比較するのも酷かもしれませんが、披露されたネタが全体的に“つまらなかった”という声が多く、審査員を務めた滝沢カレンに対しても『下手なネタ見せられるより滝沢カレンのコメントの方が秀逸だった』『ネタはいまいちだったがカレンの喋りの方が面白かった』『THE Wのネタよりカレンの天然ぶりの方が面白いってどうなんだ?演者として出場して適当にしゃべっていれば決勝まで進んだにちがいない』という賛辞を浴びるほど。また、こうした“つたない”ながらも純粋に演者を称える姿に『カレン優等生が自分の株を上げたって事よ』という声も出ています。制作側は滝沢カレンを審査員に加えておいてよかったと胸を撫で下ろしているでしょう」(テレビ誌ライター)
滝沢カレンもやがて、酔った芸人に「お笑いもわからんのに審査せんとってください」と愚痴を言われるような“大物審査員”になってゆくのだろうか?