国民的番組「NHK 紅白歌合戦」は、総合司会に2年連続でウッチャンナンチャンの内村光良、紅組司会に広瀬すず、白組司会には嵐・櫻井翔という布陣で大盛況のうちに幕を閉じた。その陰で、ある人気グループのメンバーが“今回も紅白の司会になれなかった”と肩を落としているのだという。その人物とは、関ジャニ∞の村上信五である。
「村上は以前から、紅白の司会を狙っていると公言していました。11月19日にバラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)に出演した際、すでに櫻井に司会が決まったことについて『落ちた!』と悔しそうな表情を浮かべると、共演するマツコ・デラックスに『“落ちた”っていうけど、多分候補に挙がっていないと思う』と、厳しい切り返しを受けていました。村上は『痛感したよ。あの舞台に立つって“キラキラ”が必要なんだっていうのは…』とコメントしていましたね」(芸能ライター)
さらに一週間後の同番組でも、同じ話題に及んだ。マツコは「来年は元号が変わるし、オリンピックの前の紅白でしょ。絶対(司会のオファーが)来ねえじゃん、お前のところに」と断言。村上は「わからんぞ、マツコ。NHKもチャレンジや!」と応戦。そんな村上を見てマツコは「ここまでやる気なんて。NHKのみなさん、どうにか来年村上さんでお願いできないでしょうか」と、他局にも関わらず異例の“陳情”をしている。
「村上は『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)の“キャプテン”というポジションで見事なMCぶりを披露。特に18年は、総合司会のビートたけしを相手に絶妙な掛け合いを見せ、『中居正広を超えた』と評する意見が出たほどです。しかし、18年は渋谷すばるのグループ脱退などもあり、関ジャニ∞もしりつぼみ。司会をやるには、分が悪すぎましたね」(スポーツ紙記者)
しかし、この“渋谷の脱退”こそが、大きなチャンスだという見立てもある。
「渋谷が脱退して6人体制になった関ジャニ∞で、村上がリーターシップを発揮することができるか、そこがポイント。もし今年、ヒット曲を出して、村上自身が大きな成果を上げることができれば、評価もグッと上がり、紅白の司会の座を射止める可能性もあります。渋谷の脱退こそ、村上にとって大きな“チャンス”となるのでは」(放送作家)
2019年“新生・関ジャニ∞”と、村上の飛躍に期待したい。
(窪田史朗)