モデルでタレントの紗栄子が日々お披露目する私服のコーディネートは、オシャレなのか、それとも──。
エンターテインメントの総合ポータルサイト「M-ON!Press」は12月17日配信のニュース記事において、“紗栄子の私服がやっぱりオシャレな件”と題し、「GIVENCHY」のロゴ入りスウェットと細身のスリムな黒パンツで決める空港内での紗栄子の私服コーデ画像を掲載。彼女のインスタグラムコメント欄に寄せられた「カッコいいですね!」「きまってるなぁ」との好意的な反応も併せて紹介しているが、同ニュース記事に集まったネットユーザーによる指摘は「超フツーじゃね?」「たしかにスタイルは良いかもしれませんが、どこがオシャレか分かりません」「普通だよ」など、冷めた声が大半となった。
「“オシャレすぎる!”や“美人すぎる!”などと謳えば、ネット上では否定的な反応が並ぶのはもはやお馴染みの流れですが、紗栄子を筆頭に多くのモデルは“オシャレ”であることを評価されているというよりは、どんな服でも“オシャレに着こなせるプロポーションを有していることでしょう。11月に32歳となり、2人の息子を育てる紗栄子と、世間の32歳との間で一線を画すのは、一向に無駄な贅肉が付く気配を感じさせない細身のカラダと整った容姿。タッパはなくとも、その雰囲気のおかげでハイブランドのものからプチプライスのものまで多種多様なタイプの服を着こなすことができるんです」(女性誌ライター)
売れっ子のモデルともなれば、自分で選んで着る機会よりも、ブランド側から着せられるケースや、着て欲しいと依頼される機会の方が多くなるため、そもそもコーディネートのセンスを高めるよりは、日々のフィットネス通いでスタイルをキープすることに重きを置いている場合も多いだろう。
「たとえば、無駄な皮下脂肪が一切無く、上半身の鍛え上げられたアスリートなどがシンプルなTシャツとデニムを組み合わせているだけでもカッコよく映えてしまうのは、“センスの高さ”ではなく洋服をオシャレに着こなせるような土台があるからです。紗栄子も同様で、ファンが憧れるのは彼女のファッションのセンスの高さよりも、どんな服でも着こなせる適応力と細身のスタイルにあるのでしょう。実際のところ、紗栄子のインスタグラムでは企業の宣伝のための投稿が多く、どれが紗栄子自身のコーディネートなのかわからないぐらいですから」(前出・女性誌ライター)
その独特の生き方から、とかくイチャモンをつけられがちな紗栄子だが、スリムなプロポーションを維持している努力には敬意を表さざるを得ない。
(木村慎吾)