“素足に靴”は、誰もが認める俳優・石田純一のトレードマーク。そのルーツはどこにあったのだろうか。
2015年の「産経新聞」のニュースサイト「産経WEST」で、石田自らが語っていた。「素足に靴、のきっかけは1985年だったかな、イタリア・ミラノで見かけたサラリーマンです。地下鉄だったと思うのですが、出てきて階段を上がってきたサラリーマンの格好がね、デニムにジャケット、それに素足にローファーだった。わっ、かっこいいって思って。それからそのスタイルを続けています」と明かした。
記事によると、石田は冬でも靴下をはかない。かつて小学生たちにズボンをまくり上げられたとき、靴下をはいていた。ずいぶんとがっかりされ、一緒にいたゴルフの宮里3兄妹から「夢を壊すから、靴下ははかない方がいい」と言われて冬でもはかなくなったそうだ。
そんな石田が、実に20年ぶりに公の場で靴下をはいた。
「2008年12月、石田はパティシエ選手権『世界パティスリー2009』のスペシャルサポーターに任命され、都内で行われた記者発表会に出席したときのことです。石田は日本代表団のために赤い靴下を贈呈し、10年3月の大会では、日本選手優勝のための願掛けとして自分も靴下をはくと宣言。本人曰く、イベントで靴下をはくのは20年ぶりだということでした。そして公約通り、大会では靴下をはいて登場。石田は『自分でも違和感ある感じ』と照れ笑いしていました」(芸能記者)
その後も、石田はイベントで何度か靴下を履いている。19年1月には65歳を迎え、体も冷えやすくなっているはず。くれぐれも無理はしてほしくない。
(石田英明)