最近では共働きの夫婦が多くなっていますが、お互いに仕事をしているにもかかわらず、「ワンオペ育児」になっている実態があるようです。女性たちの本音も、「共働きでは女性の負担が大きい」と思っているのではないでしょうか。確かに、仕事だけでも大変なのに、家事と育児がプラスされるわけですから、子どもをどこかに預けて家事代行を頼んだとしても、「いっぱいいっぱい!」という状況は目にみえていますよね。
このワンオペ育児の実態について、組織マネジメントに詳しい中原淳さんは、「チーム育児」を提唱しています。これは、夫婦が育児を分担し合うというもの。中原さんは、働くパパ&ママに役立つノウハウ情報サイト『日経DUAL』の中で、男性であっても育児の経験は無駄ではないと話します。それは、チーム育児は仕事の役にも立つから。協働で育児をすることで、リーダーシップが培われるそうですよ。これを根拠に、パパを説得してみるのもよいでしょう。
また、ママ向けのコミュニティサイト『ママスタジアム』では、「共働きって。女が大変すぎる。」というスレッドが立っています。その中では旦那さんへの批判が多くみられますが、「食洗機、ルンバ、洗濯乾燥機をフルで使ってるから別に苦じゃないよ」「とりあえずアイロンはやめればいい。食洗機必須」などの建設的な意見も挙がっていました。家電に頼るとお金はかかりますが、それだけ家事が効率化するならいいですよね。各家庭で解決策は異なるでしょうが、少しでも参考にしてみてください。