ムード歌謡グループ・純烈の友井雄亮が交際女性とのDV・金銭問題が発覚し、グループ脱退・芸能界引退を宣言した件で、友井の復帰を願うファンが署名運動を始めたことがわかった。
署名運動が開始されたのはツイッター上でのこと。「友井雄亮 Comebackプロジェクト」なるアカウントが立ち上がり、友井復帰を目指して3万人の署名を集めることを目標にしていたようだ。
ツイッターアカウントのプロフィールには「また会える場を作るため皆さんで手を取り立ち上がりませんか?また5人でのステージを作りましょう!」とあり、さらに「友井雄亮さんの件は絶対にしてはいけない事です。が、 このまま脱会、引退でいいのでしょうか? ゼロからの再スタートそして また5人でのステージが実現するまでファンとして見守っていけたら…と思ってます。」(原文ママ)とツイート。
1月14日朝の時点で、約千人のフォロワーを集め、趣旨を応援するコメントもあるが、ネット上では「ファンはどうかしている。世間が許さないと思う」「被害者のことはもちろん、他の純烈メンバーのこと考えたらこんな行動を起こさないと思う」といった、復帰署名に疑問・反対の意見が数多く寄せられ、同アカウントも現在では消滅している。
「被害者もいる事件で、メンバー・スタッフも断腸の思いで友井の脱退、残されたメンバーでの活動を決めたと思います。友井の復帰はありえないでしょう」(エンタメ誌ライター)
友井は本名の牧山雄亮という名義で関西ジャニーズJr.に在籍した時期を経て、現在の友井名義で俳優活動を開始、その後、芸能界引退を表明しつつ、純烈として活動開始していた。
「元ジャニーズ、元俳優、そして元純烈。こうして“元”という経歴を重ねつつ、芸能界の少し違うフィールドで活動してきているだけに、さすがに『純烈』への復帰は難しいにしても、何らかの形で表舞台に復帰するつもりがあるのかもしれません。記者会見で『ファンの皆さんの前には、このことがあってから出てないので。謝罪したい』という発言もやがてカムバックする意思があるのではと深読みしたくなります」(前出・エンタメ誌ライター)
この騒動は、まだ収束したわけではなさそうだ。
(石見剣)