2012年公開の映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]」での共演をきっかけに2013年に結婚した俳優・堺雅人と女優・菅野美穂。その後、15年には長男、18年暮れには長女に恵まれ、公私ともに順風満帆…と思っていたのだが、1月24日発売の「週刊新潮」は、菅野が堺の“賞味期限”を見誤ったと報じた。
記事によると、育児を優先する菅野が洗剤や化粧品を扱う大手化学メーカーのCMから消えたことで、現在契約中の他社が“賞味期限切れ”と判じかねないという。一方の堺は、NHK大河ドラマ「真田丸」以降、2年以上もドラマ出演がないことを指摘している。堺は仕事を選ぶ傾向があり、扱いにくいイメージがついてしまうかもしれないというのだ。
「オファーを断ってばかりいると、キャスティングの最初の段階で名前が出なくなるんです。それは俳優にとっていちばん怖いことだと思います」(ドラマ制作関係者)
しかし、芸能ジャーナリストは「堺と菅野の俳優人生に不安はない」と太鼓判を押す。
「堺は現在『WOWOW』のCMで“半沢直樹風”のキャラクターを演じていて、スポットCMとしてかなりオンエアされているので、消えたという印象は持たれない。映画やドラマで主演を張るのは、演技力よりも人気があればできる。堺と菅野の2人は、主演もできるがそれに固執することはない。キャストのエンドロールの最後に記される俳優を“トメ”というのですが、歳を重ねた俳優の目指すところは、このトメになること。演技力も実績も兼ねた役者しかなれませんからね。堺と菅野はそういう俳優の部類だということです」
今はただ、子育て優先の生活を送っているだけの事のようだ。