山下智久が、4月からスタートする新ドラマ「インハンド」(TBS系)で主演を務めることが発表された。同ドラマは、天才科学者が事件を解決していく物語だという。
「このドラマは、漫画雑誌『イブニング』に連載されているコミックが原作で、山下は寄生虫を専門とする天才科学者を演じます。主人公は、右手に黒いロボットハンドのような義手を装着しており、次々と起こる難事件を科学的な方法で解決していくとのこと。山下のインタビューによると、ドラマのためにフィット感を何度も調節したロボットハンドを作ってもらったそうで、本編ではそのビジュアルにも注目が集まりそうです」(テレビ誌記者)
しかし今回、ドラマ化される「インハンド」の原作は、過去に短編があるものの、本格連載は昨年の10月に始まったばかり。それでもドラマ化が実現したのは、主人公の性格が関係している可能性があるという。
「山下といえば、あまり感情を表に出さない主人公を演じた『コード・ブルー』(フジテレビ系)は好評でしたが、時に感情を爆発させるシーンもあった主演作『アルジャーノンに花束を』(TBS系)では、演技力に関してネットで賛否の声が飛び交いました。その点、今回の『インハンド』の主人公は、無愛想で変わり者の天才という設定ですから、まさに山下にピッタリなんです。彼は今、劇場版『コード・ブルー』の大ヒットで波に乗っていますから、この勢いを逃さないよう、山下のキャラに合った原作を早急にドラマ化したのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
はたして「インハンド」も、「コード・ブルー」のように高視聴率を獲得することができるだろうか。