1月27日、日本中に“嵐”が吹き荒れた。嵐の大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤がそろって会見を開き「2020年12月31日をもって活動を休止する」と発表したのだ。
特別なファンでなくとも大きな関心を寄せる国民的アイドルの突然の発表。嵐ファンのショックは察するに余りある…と思いきや、“活動休止”だったことに、むしろホッと胸を撫でおろしているという声もあるというのだ。
「智くんが辞めたがっていたのは、今に始まったことではありません。下手したら智くんだけ脱退して引退するかもという話が以前から出ていました。ただ、嵐の5人は仲がいいので、1人でも抜けたら解散だろうなって。智くんが引退したら二度と嵐には会えない。だから、休止と聞いて安心しているんです」(嵐FC会員)
デビュー15周年のツアーに密着したドキュメンタリー「嵐 15年目の告白~Live&DOCUMENT~」(NHK)でも、大野は「正直、嵐を辞めようと思ったことがあって。葛藤していた時があった」と告白。大野はデビュー10年目あたりから脱退を考えていたのだ。
「大野は、デビュー9年目の08年に、個展を開催しました。この頃から、芸術の世界で生きていきたいと考え始めたようです。嵐としてやりたいことはやり切ったという、燃え尽き症候群のようになっていたとも聞いています」(芸能記者)
活動はあくまでも休止であり“嵐”は消えない。この事実が、ファンの心の支えのようだ。