2月12日発売の「女性自身」が、お笑いタレントのビートたけしのリストラ危機を報じた。お笑い界の大御所が直面している事態とは?
たけしは昨年3月、所属事務所のオフィス北野を退社し、4月に新事務所を設立。現在も、NHK大河ドラマ「いだてん」などレギュラー番組6本を抱える売れっ子だ。さらに、2月6日に放送されたラジオ番組「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)に生出演したたけしは、事務所を独立するとお金が取られず自分のところにすべて入り、「これ、働かなくていいやって思って」と、金銭面でも潤っていることを明かしている。
ところが、「女性自身」によると、たけしに“レギュラー減”のピンチが迫っているという。
「民放各局の制作費削減を受けて、大多数のタレントはギャラの減額を受け入れている中、たけしの新事務所は首を縦に振らず、今でも最高水準の1本200~300万円の出演料が維持されているとのこと。しかし、たけしの番組は視聴率に苦戦しており、20年以上の歴史を誇るレギュラー番組『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)ですら、今秋の改編の標的になったとか。たけしのレギュラー番組は今後減少すると予想していました」(テレビ誌ライター)
しかし、たけしのほうも制約の多い民放のレギュラー番組に固執しておらず、自分のやりたい企画が実現しやすいネット放送にも関心を寄せているという。また、それとは別に、たけしにはやりたいことがあるようだ。
「18年5月4日に放送されたバラエティ番組『世界でたったひとつのプレミアムテスト』に出演したたけしは『ビートたけしが残りの人生でどうしてもやりたいことは?』という、自身に関する問題を出しました。正解は、芥川賞と直木賞を取ることでした。今、一番力を入れているのが小説だそうです。小説でしたら、テレビにこだわる必要もないのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
テレビをリストラされても、執筆に専念できると考えれば、実は渡りに船なのかもしれない?
(石田英明)