そんな離婚ってあるの?
2013年に書籍化されてベストセラーとなった小説「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」のモデルとなった小林さやかさんが2月24日にブログを更新。昨年3月に離婚していたことを報告している。
14年3月に結婚し、同年7月放送の「27時間テレビ」(フジテレビ系)内の「おじゃMAP!!」で結婚式を中継、大々的に取り行われたわけだが、実は約1年前に離婚していたとのこと。
ブログでは離婚届を提出したその日の様子について「元夫と、去年の3月26日に、桜満開のなか、手を繋いで、離婚届を出しました」と明かし、さらに「彼のことは今も大好きです。ずっと死ぬまで大切な人です」と、元夫に対する離婚後1年の心境を綴っているのだから、泥沼離婚ではなく極めて“円満”だったと受け取れる。続けて「こういう離婚もあるんだよ、そしてやっぱり結婚って、素晴らしくあったかいものだよ、って後輩たちに伝えたかった」と、結婚したことには後悔がないという気持ちも付け加えた。
小林の言うように“手をつないで離婚届を提出する”という前例のない離婚劇に、ネット上でも「え、何言ってるのか分からない」「その考え方が理解不能です」「そんなに円満な離婚だったら、もっと早く報告すればよかったのに」「心にもない言葉を並べて、プライドが高いだけでは?」と、その心理が全く理解できなかったという声が相次いでいる。
「結婚も離婚も、当人同士が納得していれば、他人がとやかく言うことではありません。しかし、別れた夫に対して未練をにじませることなく『未だに大好き』と言い切る部分に『いまでも好きだと言えちゃう自分』を肯定してほしいという“欲求”が見えてしまい、それについて他人がとやかく言うとすれば『綺麗事で取り繕ってるようにしか見えない』という反応になってしまうのは仕方ないことでしょう。つい、手を繋いでいた元夫のほうの意見を聞いてみたくなります」(エンタメ誌ライター)
学力の偏差値を1年でグンと上げたという小林だが、恋愛の偏差値はそれ以上に高すぎたか…残念ながら世間の共感は得られなかったようだ。
(田中康)