3月1日、日本映画に携わる映画人たちの祭典「日本アカデミー賞授賞式」が、西田敏行・蒼井優の司会で開催。スタジオ司会者には、坂上忍が登場した。
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドールを獲得した是枝裕和監督作、安藤サクラ主演「万引き家族」は、最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞に樹木希林さんを含む8冠に輝いた。
また、公開当初はたった2館のみで上映。その後、SNSなどを中心に話題を呼んで大ヒットした、上田慎一郎監督による「カメラを止めるな!」は、最優秀編集賞と話題賞(作品部門)を獲得した。
華やかな雰囲気の中で幕を閉じた授賞式だったが、視聴者からは「なぜ、坂上さん? 発表の前に、誰がとか予想とかいらない」「坂上の個人的意見やら要らない」「坂上忍が俳優名や作品名を予想するのを絶対に流すべきではない」など、坂上が最優秀女優賞や最優秀作品賞受賞前に「安藤サクラ」や「万引き家族」などと私見を述べたことに、多くの視聴者が不満を感じたようだ。
「坂上は4年連続でスタジオ進行役を任されていますが、昨年も発表前に予想をしていて、それが“ウザい”“しらける”など不評でした。彼のコメントに時間を割くなら、『万引き家族』で最優秀音楽賞受賞の細野晴臣や、会長功労賞受賞の岡田茉莉子、岸恵子にもっと時間を費やすべきではなかったでしょうか」(芸能ジャーナリスト)
これだけ不評が集まるのなら、来年は坂上を外すことを一考すべきではないだろうか。