みなさんは普段、食事をするときに肌のことを考えたことはありますか? 食べる物が肌をつくるといわれているように、美肌のためにはしっかり栄養を考えた食事が大切。でも、いったい、どんなものを食べればいいのでしょうか?
資生堂の公式サイト内コンテンツ『ビノラボ』によると、肌の新陳代謝機能であるターンオーバーを整えるのはビタミンAやβカロテンが効果的のようです。これは、うなぎやニンジン、かぼちゃに多く含まれているそう。また、肌のバリア機能の低下によって乾燥を防ぐには、セラミド、ビタミンB1、B12、Cがいいのだとか。セラミドはこんにゃくやブロッコリー、小麦胚芽に、ビタミンB群やビタミンCは豚肉、ささみ、牡蠣、野菜に多く含まれているそうですよ。
ちなみに、セラミドが豊富なこんにゃくですが、料理家である金丸絵里加さんの著書「氷こんにゃくで満腹ダイエットレシピ」(学研プラス刊)によると、生のこんにゃく芋からつくられる生芋こんにゃくは、一般的なこんにゃくよりもセラミドの量が豊富なんだとか。
また、Rサイエンスクリニック広尾の院長で医学博士の日比野佐和子さんは、著書「忙しくても15kgやせて二度と太らない美習慣」(主婦の友社刊)の中で、生芋こんにゃくを白みその味噌汁に入れたり、きな粉とはちみつをかけて間食としていただいたりと、ダイエットと美肌づくりのため、食事に取り入れていたそうですよ。日比野さんのように、食べる物からも美肌を意識したいですね。