関ジャニ∞の錦戸亮が主演する月9ドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)の第10話が3月11日に放送され、平均視聴率10.6%と4話ぶりに二桁視聴率に復帰。ここにきて、月9に初主演の錦戸亮の演技に称賛の声が上がっている。
「このドラマは、科学捜査研究所を舞台に現場に残された痕跡(トレース)から導き出される鑑定結果を元に、事件に隠された真実を追い求めるサスペンス。今回は、錦戸演じる真野礼二の家族が25年前に殺害された『武蔵野一家殺人事件』を追い、亡くなった姉のお腹の子供の父親が家族殺しの犯人である可能性が高いことがわかり、捜査一課の刑事・虎丸(船越英一郎)の前で、唇を震わせ一筋の涙を流す場面が映し出され、これにはネットでは『亮ちゃんの演技に惹き込まれるよ』『息を呑んだ』『泣く前にちょっと笑う錦戸亮の演技がマジで神がかってない??』といったコメントが寄せられています」(女性誌記者)
最終回を前に、“神演技”を見せる錦戸だが、今回の高視聴率には3月7日に発売された「週刊文春」による錦戸の「関ジャニ∞、脱退報道」も大きく関わっていると見る向きもある。
「去年、渋谷すばるが音楽活動を海外に移すために脱退して事務所も退所。この時、錦戸は仲のいい渋谷の脱退に際して、『渋谷ひとり抜けるくらいなら解散しよう』と、主張したものの受け入れられなかったことから、脱退の意向を固めたと報じられていますが、その背景には、錦戸が俳優一本でやっていく自信があってのことなのでしょう。それを裏付けるような迫真の演技でしたね」(前出・女性誌記者)
しかし、そんな報道を打ち消すように、関ジャニ∞は7月から7年連続8回目となる「五大ドームツアー」を開催することが、3月11日に明らかになった。今回のツアーでライブの総動員数が1000万人を突破。これはジャニーズ事務所内では、SMAP、嵐に続く快挙。25周年を迎えSMAPは解散。嵐は20周年で活動休止。15周年を迎え関ジャニ∞はどうなるのだろうか。
「月9終了から、遅くともGW明けまでの間には、錦戸の脱退が発表されるのではないかといった見方も出ています。錦戸は去年、NHK大河ドラマ『西郷どん』で、西郷の弟・西郷従道役を演じ、今年に入って月9ドラマに初主演。俳優としてさらにステップするなら今が絶好のチャンスではないでしょうか」(夕刊紙記者)
そのためにも3月18日に放送される最終回は視聴率をさらに上げ、独立後に向けて“俳優・錦戸亮”を大きくアピールしたいところだ。
(窪田史朗)