嵐の二宮和也が、昨年12月に報じられた「ほくろ除去疑惑」について真相を語った。3月24日放送の「ニノさん【訂正報道 そのニュース、若干違います】」(日本テレビ系)にて二宮は、アゴのほくろを除去したとの記事が一部ニュースサイトに掲載された件に関して、「除去でも何でもないよ」と否定したもの。
二宮によると、シャワーを浴びている時に髪の毛がアゴにくっついたと思い、こすり落とそうとしていたら、ほくろが取れたのだという。取れたほくろはそのまま排水口に流れていったが、あらためて鏡を確認したらやはり取れていたのだとか。ただその後、ほくろは「出てきましたよ、普通に」とのことで、またもや復活したと説明していた。
「ほくろが取れてしまうことは実際にありえます。ただし自然に取れるのは、日焼けなどが原因で色素が皮膚に溜まってしまった後天的なもの。それに対して二宮の場合、以前からあごにあったほくろが取れたということなので、皮膚をこすり続けたことで表面がそぎ落とされたのでしょう。こちらのケースではほくろの芯に当たる部分は皮膚の中に残っているので、それが表に出てくるとほくろが再生、復活したように見えるのです」(医療系ライター)
どうやらほくろの一件は、医学的に説明のつくケースだったようだ。だが二宮のケースを真に受けて、ほくろを取ろうとマネしてはいけないという。医療系ライターが続ける。
「先天的なほくろが取れた場合、かなり強くこすったりしたために皮膚が傷ついているはず。ここでちゃんと傷のケアを施さないと傷ついた場所が腫れてしまったり、時には広い範囲に色素が沈着してしまうおそれもあります。男性ならまだしも、女性の場合は文字通り『顔に傷が残る』恐れがあるので、ほくろが気になる人は決してほくろをゴシゴシとこすってはいけません。現在はレーザー治療も広まっており、ほくろのサイズや数によっては保険適用にもなるので、あまりにほくろが気になる人は医師の診察を受けることをお勧めします」
二宮のファンであっても、その行動までまねするべきではないようだ。
(白根麻子)