3月24日、元SMAPの中居正広がダウンタウンの松本人志とテレビ番組で、木村拓哉が浜田雅功とラジオ番組で、それぞれ共演したことが話題になっている。
まずは中居正広が午前10時から放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)に、約3年半ぶりに出演。
「2015年10月以来の同番組出演となった中居に対し、番組冒頭でMCの松本は『何で3年半も出てくれんかったん?』と振りました。中居は一瞬フリーズした後『あれだ!』と発言してスタジオ内を爆笑させましたね。もちろんSMAPの騒動、そして解散のことを指しているのは明白ですが、この中居の軽妙なノリは、松本との信頼関係が生んだもの。番組開始早々に、大きな見せ場を作りましたね」(テレビ誌ライター)
中居は、松本との私生活でのエピソードをはじめ、ピエール瀧の逮捕や大リーグ・イチローの引退会見に関して、ズバズバと的確なコメントをし、コメント力の高さも示している。
「ネット上でも『やっぱり松ちゃんと中居くんの絡みは最高に面白い! これからもちょくちょく出演してほしい』『中居くんのスポーツに関するコメントは的確だし、4月からのテレ朝の新番組も楽しみ』『中居くんはNGT問題に関してさっしー(指原莉乃)に視聴者が聞きたいと思うことを聞いたりと、流れを読む力が素晴らしいね』といった反応が寄せられました。この番組と、非常にマッチしている印象です」(前出・テレビ誌ライター)
また、番組終盤で「世代別の卒業ソングの違い」について語られ、少数意見としてSMAPの「世界に一つだけの花」「オレンジ」が紹介された。
「なぜか『オレンジ』だけ(2票)と書かれていて、松本さんが『悪意を感じるな』とコメントすると、中居さんはしょぼんとした表情で『少数にしても少数すぎる』とこぼして笑わせていましたが、制作サイドからも“適度”にイジられていて、多くのやり取りが、即座にネットニュースを賑わせていましたね」(前出・テレビ誌ライター)
また、浜田雅功は同日午前11時半からのTOKYO FM「木村拓哉のFlow」に出演し、浜田がSMAPについて一言触れるという一幕に、ネットではファンからの好反応が起きている。
「木村は番組でゲストに毎回、『人生の1曲』を紹介してもらってるのですが、浜田が選んだのは尾崎紀世彦の『また逢う日まで』。小学生の頃、生まれて初めて買ったレコードらしいですが、選んだ理由として『色んな意味でね。わかりまっしゃろ?』と木村に振りました。木村は『嬉しいすね、ゲストとしてきてくれましたけど、また逢う日までということで』と、4週連続ゲストの最後という意味に解釈しました。すると、浜田は『それもあるけど、SMAPファンの気持ちになったら、そりゃいろいろあるんじゃないの』とボソッと語りました。木村はそれには直接触れずに、『顔をいろいろ触りながら話す感じは何なんですか』と笑っていましたが、内心嬉しかったのではないでしょうか」(エンタメ誌ライター)
リスナーからは、「浜ちゃんがSMAPファンの気持ちを代弁してくれて嬉しかった」「本当にいつか全員がまた逢う日がきてほしいな」「浜ちゃんが照れながらボソッと気持ちを言ってくれたのがかわいかった」などの賞賛の声が上がった。
奇しくもダウンタウンのふたりが、ジャニーズ事務所に残った元SMAPのふたりのそれぞれと同じ日に番組共演し、「SMAP」に関して触れたことは、ファンにとって喜びだったに違いない。
(石見剣)