恋愛する男女にとって、ベッドの中でのコミュニケーションは大切な行為。しかし、彼氏や夫が相手ではマンネリ化して、どうも気持ちが盛り上がらない。あるいは、もはやそんな気持ちになれなくて‥‥と感じている人は意外と少なくない。
こうした悩みを持つ女性に一度試してもらいたいのが「食べる媚薬」とも言われる食品だ。
実は食べ物の中には、女性を官能的な気持ちにさせると言われるものがいくつか存在する。その代表例を紹介しよう。
■チョコレート
07年にイギリスのある研究者によって「ブラックチョコレートを口の中で溶かすときの心拍数は、キスをしているときの心拍数の約2倍になる」という研究結果が発表された。
また、チョコレートにはエンドルフィンという多幸感をもたらす神経伝達物質を分泌させる働きもある。
つまり、チョコレートをパートナーと一緒にゆっくり味わうことで、胸の高鳴りや幸福感が増し、媚薬のような気分が得られるというわけ。
■バナナ
バナナに含まれるビタミンB6と、アミノ酸の一種トリプトファン。この2つの栄養素が、幸福感を高める神経伝達物質セロトニンの分泌を助けてくれる。また、血流を促すブロメラインという酵素も含まれているので、心身ともに熱~いセックスをしたいときには、直前に食べるとなお良し。
■コーヒー
脳や身体を興奮状態にする交感神経を刺激する飲み物。特にジャワコーヒーは、普段コーヒーを飲まない女性が飲むと、性的興奮を高めるはたらきがあるという研究結果もある。
■トウガラシ
トウガラシには交感神経を刺激するカプサイシンが豊富に含まれている。また、モルヒネのような作用をもたらすエンドルフィンの分泌を促す効果も。ベッドイン前の食事には、トウガラシの効いた辛いモノを食べてみるのもよさそう。
■スイカ
スイカに含まれるアミノ酸の一種シトルリンは、摂取するとアルギニンという成分に変わる。これが血管を拡張させ、血流量増加を促し、性衝動を引き起こすはたらきがあるという研究結果がある。男性にとっても、バイアグラと似た効果がもたらされるとして、ED改善においても注目されている食べ物だ。
身近な食材にもこんなに気分を盛り上げてくれる成分が入っている。満たされたセックスをすることで毎日をハッピーに過ごし、パートナーとの関係を良好に保つためにも、これらを意識して食べてみてはどうだろうか。