最近では、ドラッグストアに行くとさまざま柔軟剤が並んでいますよね。香水のような香りを楽しめるものも多く、洗濯が楽しみという人も多いでしょう。一方で、この香りが社会問題にもなりつつあるようです。というのは、柔軟剤には衣料を柔らかく仕上げ、かつ静電気を防止する成分が入っているのですが、これがアレルギーの原因になってしまうこともあるのです。
アレルギーの原因となる成分は、殺菌作用のある陽イオン系合成界面活性剤。これは肌への刺激も強いので、常に柔軟剤のついた衣服が肌に触れていると、炎症を起こしたり、香りをかぐことで具合が悪くなったり、咳が出たり、頭痛を起こしたりしてしまう人もいるようです。
症状は人によってさまざまですが、かゆみ、湿疹、鼻水といった花粉症などの一般的なアレルギー症状とも似ているので、どうも調子が悪いという人は、柔軟剤アレルギーを疑ってみてもいいかもしません。
また、柔軟剤アレルギーがない人でも、周囲の人に配慮して、あまりきつ過ぎるニオイは控えたいもの。とくに部屋干しの場合は、ニオイが服に残りやすいので、分量を控えめにしたいですね。