福山雅治の主演ドラマ「集団左遷!!」(TBS系)が4月21日にスタートし、初回放送は視聴率13.8%と順調な出だしを切った。そんな好調ぶりに伴って話題になっているのが、福山が連発する“顔芸”だ。
本作で銀行の支店長を演じる福山は、時には支店長らしい真面目顔、そして時には驚いた様子などの変顔を披露し、コメディドラマさながらの演技を見せている。そんな顔芸には「TikTokかよ!」との声も飛ぶなど視聴者からの賛否両論が渦巻いているが、別の意味でその顔芸に噴き出さずにはいられない視聴者もいるというのだ。
「番宣映像では福山が変顔なのか真面目なのか分からない様子でカメラ目線を決めているのですが、それが福山本人ではなく、福山のものまねを得意とするお笑い芸人の大山英雄に見えてしょうがないのです。さらにいうと、福山自身が大山のものまねをしているようにも見えてしまい、これが本当の“セルフカバー”かと笑ってしまいますね」(テレビ誌ライター)
大山のものまね芸は福山からの公認を得ており、福山の大阪ドーム公演にゲスト出演したこともあるほど。福山のファンからも好意的に受け入れられるなどおなじみの存在だ。それゆえ福山の変顔が大山に見えてしまうのも、決して不思議なことではないのかもしれない。
「ものまねでは、その人物の特徴を大げさに表現するもの。それゆえ福山は今回の顔芸にあたって、あえて大山っぽく演じている可能性があるかもしれません。自分が他人にどう見えているかは自分自身には分かりづらいものですし、大山のものまねを鏡にすることで、福山は自分自身を演じているのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
この調子だと次は、大山が「集団左遷!!での福山雅治の顔芸」というものまね芸を披露してくれるのかもしれない。
(白根麻子)