放送中のドラマ「東京独身男子」(テレビ朝日系)。主演の高橋一生をはじめ、斎藤工、滝藤賢一がアラフォーの「AK男子」こと「あえて結婚しない男子」を演じ、仲里依紗、高橋メアリージュン、桜井ユキを相手に結婚を意識するといった内容なのだが、どうにも残念な感想ばかりがネット上にあがっているようだ。
「せめて『高橋一生のムダ使い』『斎藤工にED設定は無理がある』『滝藤賢一には“いいお父さん”のイメージが強くて独身男子役はキツイ』などと批判され、話題になれば視聴率も戻ってきそうですが、そういった批判が出る前に脱落者が続出してしまったようです。おそらくいちばん大きな原因は、リアリティの欠如とドラマの主軸となるはずの“AK男子”の設定がブレブレなことでしょう。さらに演技達者な役者をそろえたにもかかわらず、全員にミスキャスト感が漂い、どの登場人物も鼻につく仕上がりになっているため、ネット上では『土曜の深夜にイライラしたくない』『登場人物の誰にも共感できない』『強烈に残念なドラマ』といった声があがっているようです。ところが5月4日に放送された第3話に対し、市川海老蔵が自身のブログで大絶賛。第3話では、高橋一生演じる石橋太郎が、斎藤演じる三好玲也の妹かずな(仲)から熱いアプローチを受けるも、元カノ舞衣(高橋メアリージュン)のことが忘れられず『俺にとってぶっちぎりの2番。オンリーワンの2番。こんな俺でよければ、つき合ってください』と本音で応えるセリフがあり、海老蔵はこのセリフに亡くなった妻の麻央さんと自分を重ねたようで『最高に笑ったけど 私の場合 本気で笑えなかったなぁ 別の意味で私はとらえてしまった。私にとってぶっちぎりの1番はもうないなと思ってる』『ぶっちぎりの2番か、脚本家天才かよ笑笑、やっぱり笑えるすごいセリフだと思いました』とブログにつづっているんです」(テレビ誌ライター)
少なくとも海老蔵のハートには刺さったようだが、女性視聴者からは「40歳近い男からそんなこと言われたら誰でもブチギレる」「これでかずながまだ太郎を好きだというなら、そんなファンタジーは見てられない」など、やはり手厳しい見方をされているようだ。