5月10日に東京・ホテルニューオータニで開催された、脚本家の橋田壽賀子が理事を務める「橋田文化財団」主催による「第27回橋田賞」授賞式。「橋田賞大賞」は該当なし。「橋田賞」は山田洋次監督、松坂慶子、内藤剛志、大泉洋、宮崎あおい、岡田将生、菅田将暉、TBSの安住紳一郎アナウンサーらが受賞。「橋田賞新人賞」は永野芽郁が受賞した。
式の途中で「若い役者さんを全然知らないの」とコメントした橋田に向けて、菅田は壇上でのスピーチ冒頭で「橋田さん、ちなみに僕のことはご存じでしょうか?」と話しかけるも「拝見したことありません。あまりドラマ見ないので」とピシャリ。その後、永野もまた壇上でのスピーチ冒頭で「おそらくですけど、橋田先生は私のこと知らないですよね?」と橋田に話しかけると「北川悦吏子さんの…」と、永野がヒロインを務めた2018年上半期放送の連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)を指すコメントが返ってきたため、永野はガッツポーズをしながら「ありがとうございます! 菅田さん、やりました!!」と満面の笑みを浮かべた。
「菅田が永野に華々しい席で公開処刑された状況となりましたが、実は菅田は過去にも同様の公開処刑をされています。昨年12月15日放送の『菅田将暉TV』(NHK BSプレミアム)という自身の名前がタイトルに入ったいわゆる“冠番組”でのこと。菅田は、アメリカの『コメディドラマ』をイチからプロデュースし、出演者も自身がオーディションして決定。4人いた外国人出演者のうちの1人、女性外国人タレントのエリーが、10年も日本に住んでいるのに菅田のことを『知らない』『もっと知りたいと思う』と発言し、ツイッター上で話題になったことがあったんです」(テレビ誌ライター)
ドラマだけでなくCMや映画でも活躍している菅田。あまりにいろいろなキャラクターを巧みに演じ分けているがゆえ、同一人物として認識されていないのかも?