タレントで俳優の高田純次が、東京都内の首都高速道路で交通事故を起こし、22歳の男性が全治2週間を要するケガを負った。この被害男性が、5月16日発売の「週刊文春」に告発し、発覚した。
事故が起きたのは4月14日。男性が首都高の本線を走っていたところ、高田が乗ったポルシェが左から合流。その際、男性の車の左後部にぶつかってきたという。
その後、15分ほど高田は走り続け、男性はクラクションを鳴らして追跡。首都高から降りたところで高田は車を降りたのだが、初めはぶつかったことを否定。男性が状況を説明すると「今20万持ってます」「それである意味ナッシング」と“示談交渉”を持ちかけられたそうだ。
男性はそれを拒否し、事故から2時間ほど経過して、ようやく高田は警察に通報したという。連絡先を交換したが、その後、高田の代理人から「大した事故ではなく治療費は出せない」と言われたとある。
「週刊文春」の取材に高田のマネージャーは「当てて逃げるから当て逃げで、(高田は)当てて停まって話をしているので当て逃げではありません。お母さんのお見舞いに行くという話をされていたそうですが、個人的な見解として、だとすればすぐに話を切り上げて行けばいいじゃないですか、お母さんの元へ。僕が思うに(事故は)宝くじが当たりますっていうのと一緒かなって思っていて、凄く気を付けていれば事故が起こらないってわけじゃない」などと答えている。
「マネージャーの言葉から一切謝罪の気持ちが感じられず、それどころか被害者に対して批判的とも取れる物言いが、実に印象的です。そもそも、15分も走り続けて『当て逃げではない』は通らないでしょう。今回の高田サイドの対応は最悪ですよ。現在、高田は72歳。高齢者による事故が社会問題になっていることもありますし、このような対応はますます高田のイメージを悪くします。今後の出方次第では、仕事を失う可能性もあると思いますよ」(芸能記者)
「告訴の準備を進めている」という男性。“芸能界一いい加減な男”と称される高田だが、今回ばかりはそのポリシーを封印しなければならないだろう。