嵐の松本潤が4月17日からスタートするテレビドラマ「99.9─刑事専門弁護士─」(TBS系)で主演を務めることが発表された。松本は約2年3カ月ぶりの連続ドラマ主演となる。
「松本が演じるのは刑事事件ばかりを扱う若手弁護士です。日本で起訴された場合の、裁判有罪率は99.9%という実態にフォーカスを当て、主人公らが無罪を勝ち取る姿を描くとのこと。また『半沢直樹』を放送していた日曜9時台ということもあり、勧善懲悪のわかりやすい演出で、視聴者獲得を狙うようです」(テレビ誌記者)
TBSの日曜9時といえば、昨年は「天皇の料理番」や「下町ロケット」など、大ヒットを次々と生み出した局の顔とも言えるドラマ枠である。
そして現在は香取慎吾主演の「家族ノカタチ」が放送中だが、早くも次回のドラマ出演者が番宣に駆けずり回っているという。
「通常、番宣といえば、放送開始の直前に行うものです。しかしまだ2月にも関わらず、主演の松本やヒロインの榮倉奈々らが『あさチャン!』『ひるおび!』などの情報番組に出演し、異例の番宣を行いました。これはおそらく、現在の日9で放送されている『家族ノカタチ』は、視聴率1ケタ続きで、今後上昇する気配もありません。さらに4月からは同時間帯でフジテレビがドラマ枠を復活させるため、苦戦は必至。そんな状況ですから、TBSはなんとしてでも多くの視聴率を獲得しようと、今の段階から大々的に宣伝を行っているのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
この早すぎる番宣に一部からは「まだ香取のドラマがやっているのに失礼だ!」との声も上がっている。しかし視聴率が低迷している今、TBSはなりふり構っていられない状況なのかもしれない。
(森嶋時生)