働く女性にとって何かと慌ただしい朝、一秒でも時短したいのは美容タイムですよね。中でも、洗顔は「朝は水だけでパパッと洗って済ませる」「多少時間をかけてでもフワフワに泡だてた泡で洗う」というパターンに分かれるのではないでしょうか。 では、泡洗顔と水洗顔、どちらのほうが美肌に効果的なのでしょうか?
「朝のお肌には、汗、皮脂、埃、ターンオーバーによって剥がれた古い角質などが付着しています。これらを洗い落とさずにいると雑菌が繁殖し、ニキビなどの肌荒れの元に。さらに、皮脂汚れをそのままにしていると、酸化してくすみの元になります。汚れたままのお肌の上からメイクをすると、化粧ノリが悪くなってしまいます。それなら泡洗顔のほうがいいの?と思いますが、そうとも言い切れません。洗顔料によっては過度に皮脂を落としてしまい、肌を健康に保つ常在菌の活動の妨げになってしまうからです。また、乾燥から守るためにたくさんの皮脂が分泌され、オイリー肌になってしまうこともあるのです」(美容ライター)
そこで、試していただきたいのが「ぬるま湯洗顔」だそうです。
「ぬるま湯でパシャパシャと10回ほどお肌をすすぎ、やわらかいタオルで押さえるように拭きます。その後でコットンに化粧水をたっぷり含ませて、顔全体を優しくマッサージするようにクルクルと拭きます。朝はこれだけで十分汚れが落とせます」(前出・美容ライター)
高価な洗顔料を試す前に、ぬるま湯で美肌づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(佐藤ちひろ)