今時の若手社員といえば、会社の飲み会や花見などを嫌う傾向があるといわれていますよね。若者たちは、何が理由でこのような社内行事を嫌っているのでしょうか?
第一三共ヘルスケアが実施した20~40代の男性有職者1,510名に対する「仕事と飲み会」についてのアンケート調査では、20~30代では同僚との飲み会に比べて、上司や部下との飲み会は「全く参加しない」と回答した人が多い結果となりました。また、転職情報サイトのDODAが20~29歳のホワイトカラー系職種の男女300名に対して2017年に行ったアンケートでは、「飲み会のどんなところが苦手」かという問いに、「お金がかかる」「気を使う」が多く、女性は「気を使う」が6割にも上ったそうです。「上司との飲み会は、気を使うだけで何の楽しみもない」というのが、若手社員たちの本音なのかも知れませんね。
Twitter上では会社の飲み会の感想として、「なんでだろう? たくさん人が周りにいるのに 正直、楽しいとか面白いとか思えない。かなり気を使う。なぜか心細くなる」「下っ端だった頃は、会社の飲み会ではオジサンたちの世話係でした。本当に大変でしたが、人に対して気を使うということを学びました」などの声が上がっていました。
よき社会勉強になることはあるものの、やはり飲み会の席には居づらいというのが事実のようですね。それでも社内行事に若手を参加させたいという場合には、上司のほうが気遣いしなくてはいけないのかもしれませんね。