働く女性の間で、「私、人見知りが激しいから初対面の人と話が弾まないんですよね」という言葉をよく聞きます。なんだか仕事ができない言い訳のように聞こえてしまうこともありますが、そもそも「人見知りが激しい」のは、どうしたら直すことができるのでしょうか?
■買い物時、店員の目を見て「ありがとう」と言う
オープンマインドアドバイザーのおおもりかよさんの著書「人見知りの寂しがり屋さんが、ワタシのままで幸せになる習慣 1日1分笑顔のススメ」(ごきげんビジネス出版刊)では、人と話すことが苦手だった大森さんが実際にやっていた練習方法が紹介されています。それは、コンビニやスーパーマーケットで買い物して帰るときに、店員さんの目を見て「ありがとう」と言うこと。しかもニコッと笑えば最高。繰り返すと自信がついてきて、自然とコミュニケーションが取れるようになるそうですよ。
■「お客様の役に立ちたい」と思う
BNPパリバ・アセットマネジメント社のCEO・代表取締役社長である土岐大介さんの著書「絶対話力」(東洋経済新報社刊)によれば、土岐さんは人見知りで、人と会うのも話すのも苦手だったそうです。それでも外資系金融機関の世界で生き抜くことができたのは、「お客様の役に立ちたい」ということだけを考えていたからだとか。人見知りを克服したいと思うとき、主に仕事で必要だからというケースは多いですよね。そんなときに土岐さんのような思いを持てば、人見知りは克服できるのかもしれませんね。
対人関係が苦手で仕事がうまくいかない──それを人見知りを言い訳にしてしまっていた方は、ぜひこれらをヒントにしてみてくださいね。