近年の御朱印帳ブームで、神社仏閣に参拝する女子が増えています。そんな中、密かなブームとなっているのが「花手水」。神社を参拝する前に手を洗う手水舎(ちょうずや)に花を浮かべたものですが、まるでフラワーアレンジメントのようで、「カラフルできれい!」と、たちまちSNSで人気になっているようです。
なかでも一躍人気となったのが、京都府長岡京市にある楊谷寺(ようこくじ)。この時期は5000株のあじさいが咲き、梅雨の時期は花手水にあじさいが浮かんでいます。梅雨の季節以外でも、秋には紅葉のグラデーション、正月には紅白の菊の花。他にもハボタン、菜の花などが彩ります。参拝客が多い時期は、その時々の花手水を見ることができます。
楊谷寺以外にも、京都には勝林寺、真正極楽寺、霊艦寺、法然寺など、花手水を見られるお寺が点在しています。全国的にはまだまだ数が少ないですが、調べれば花手水がある神社仏閣がいくつか出てくるので、参拝する前にチェックしてみてもいいかもしれませんね。