俳優の坂口健太郎が6月30日放送のトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。母親に会う度に必ずハグをしていることと、その理由を明かしている。
家族についての話題になった際、坂口はすでに他界している父親との思い出について回顧。続けて、坂口は母親との関係性についても「仲良しです」と説明している。すると、共演者の吉田鋼太郎が「ハグするのよ、この親子は」と暴露。母親とハグをする理由について、坂口は照れくさそうにこのように語っている。
「もう親父がいないんで。ふと気づいた時に、その…母親をこれからハグする人っていないなと思ったんですよ」「それで僕は会ったら絶対ハグしようって決めて…」
この母親想いな坂口のエピソードに、共演した笠原秀幸は「ちょっと今、泣きそうです」と涙目になってコメント。吉田も「もうお母さんをハグする人がいなくなったから、自分がするっていうさ。そういう発想にはなかなかならないよね」とすっかり感心していた。
当然、坂口の発言には世のお母さんたちの胸に響くものがあったようだ。「見た目も中身もイケメンかよ」「絶対、お母さんも嬉しいんだろうな」「自分の息子もこうなってほしいな」「お母様の子育てが間違っていなかったってことだよね」など、坂口の人柄を絶賛する声が集まっている。
「それこそ子供の頃からいい歳になっても、ずっとそのようにしていたとなれば、特異の目で見られてしまいそうですが、父親を亡くすという悲しみを乗り越えて、改めて母親を大切に想うということからのこの行動…ネットのコメントにもありますが、ご両親の素晴らしい教育の賜物でしょうね。過去に放送されたバラエティ番組では、初めてもらった給料の使い道について『1日父親と過ごす時間にして、全部僕が出しました』と明かしており、本当に両親想いな好青年という印象を受けます」(エンタメ誌ライター)
若い世代に人気の坂口だが、今回のエピソードでお母さん世代からの好感度も爆上げとなったようだ。
(権田力也)