働き女子にとって、日々のスキルアップは欠かせませんよね。中でも、ぜひ身につけていただきたいのが、部下を持ったり、目下の人を指導したりする際にも使える「聴く技術」です。
コミュニケーション心理学研究所代表の高原恵子さんの著書「心理カウンセラーが教える 話を『聴いて』人を育てる技術」(PHP研究所刊)によると、相手の話をしっかりと受け止めて聴くことは、相手の安心感、すっきり感、自信などにつながり、よい体験を相手に与えるのだとか。これには、自分の話を聴いて欲しい!と思う人が多いということがあるようです。
また、WLBコンサルタントの中倉誠二さんの著書「子育てでビジネススキルがアップする!」(クロスメディア・パブリッシング刊)によると、優秀な営業マンは、商談中には7~8割の時間は相手に話をさせるといいます。仕事の成功においても、相手の話を聴くことは重要のようですね。
「部下が言うことを聞いてくれない…」と嘆くのではなく、まずは部下の話を全身で聴くことを覚えたいものです。