雨上がり決死隊の宮迫博之と、ロンドンブーツ1号2号の田村亮が開いた7月20日の謝罪会見では、それまで批判を一身に浴びていた宮迫の“真に迫る”経緯の説明により、一発逆転で同情の声まで聞こえるほどに。その後、22日の朝には情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)内で加藤浩次が「経営陣の刷新がなければ吉本を辞める」と宣言。同日の午後に行われた吉本興業の岡本昭彦社長による“ぐだぐだロング会見”もあり、完全に風向きが変わったこの騒動。
岡本社長の会見では、宮迫の契約解消処分を取り消しとの発表もあったが、25日に「スポニチ」の報道で「宮迫の復帰ラブコール拒否」が判明。明石家さんまが「うちで預かる」と申し出たことで浮上した、“明石家興業”での再スタートに意欲満々という話がこのたび明らかになると、「これじゃあ日本中を巻き込んだただのハローワークじゃね?」「心配して損した」「本人が火種だってことを全然わかってない」と“総スカン状態再び”という様相なのだとか。
「宮迫本人からメディアに言ったわけではないのですが、多くの所属芸人たちが、吉本に対する不満などをSNSでブチまけている中、明石家さんまの下で出直すと言われても、世間の納得は得難いものがあるかもしれません。本人が会見で認めたように、すべての発端は金銭の授受に関して、宮迫が最初についた嘘であり、それでいて吉本サイドが折れての復帰コールも拒絶。それが何とも鮮やかにリクルート先が決まるという展開となれば、反発意見も致し方なしでしょう」(女性誌ライター)
このニュースにネット上では“あ然”とした人たちからバッシング祭りに。「会見の涙が嘘くさいと思ってたけどやっぱりね」「会見前からさんまさんが引き取る話になってたのでは?」「宮迫の芝居がかった言い方で悪者にされた吉本興業はたまったもんじゃないね」「コイツって保身の塊だな」と、あれだけ称賛された“謝罪会見”にもミソがつけられる始末。
「しかし、記事によれば宮迫本人も『現在の報道は、会見での詐欺被害者の方への謝罪という思いが伝わっておらず、告発みたいになっている。吉本があれだけ責められているのも不安しかない』と心を痛めている様子です」(前出・女性誌ライター)
明石家興業では、しばらくの間、ギャラ「9:1」くらいの割合で、働くほうがいいかもしれない?
(小机かをる)