8月24~25日に放送される「24時間テレビ」(日本テレビ系)にて、4人のランナーによる駅伝形式のチャリティーマラソンが実施される。出場メンバーはいとうあさことハリセンボン・近藤春菜、そしてガンバレルーヤ・よしこの3人が発表済みで、残る一人は駅伝のスタート時に発表される流れだ。
いずれにせよ、マラソンのイメージからは程遠い女芸人3人がそれぞれ32キロ以上の過酷なランに挑戦するわけだが、そのプレッシャーが従来のチャリティーマラソンにも比して、あまりにも過大だとして、日本テレビに対する批判が盛り上がっているようだ。スポーツ系ライターが指摘する。
「8月21日放送の『スッキリ』でもレギュラー出演者の春菜が『頑張ります!』とアピールしていましたが、日本テレビでは故障や熱射病によるリタイアを計算にいれていないのか…という疑問はありますね。ただでさえ8月のマラソンは過酷なのに、ほぼ未経験者の3人を連続して走らせるというのは“無謀”というもの。しかも、一人目が完走すれば二人目に懸かるプレッシャーはさらに増大し、二人目も完走したら三人目へのプレッシャーは極限状態に達するはず。駅伝形式は、単純に走行距離を分散させるわけではなく、どのメンバーも《私がリタイヤしたらみんなに迷惑が掛かる》と思うのは当然で、肉体が悲鳴をあげても責任感で押さえつけてしまい、故障の度合いをさらに悪化させる恐れはぬぐえません」
また、ここで危惧されるのは、出走前に故障してしまうことだという。スポーツ系ライターが続ける。
「どんな競技でも本番にピークが来るように調整するもので、彼女たちも調整スケジュールに従って練習を続けてきたはず。練習には常に専門家が同行しているのでオーバーワークの心配はないはずですが、問題は練習以外の場面で無用なケガをしてしまうことです。奇しくも8月19日にはモデルの松島花が、自宅マンションの階段から転落してあごの骨折など大けがしたことをインスタグラムで明かしたばかり。大きなプレッシャーにさらされている出走メンバーたちはすでに心がかなり疲労しているはずで、ふとした弾みで転倒・転落の恐れも。ともかく《怪我で出走できませんでした》とならなければいいのですが…」
果たして春菜、いとう、よしこの3人は無事にスタートラインにつけるのか。そこから心配しないとならないほどに、今回のチャリティー駅伝は無謀すぎる企画なのではないだろうか。
(白根麻子)