働き方改革では、「女性活躍推進」の施策も話題になっていますよね。そんな中、女性リーダーとして抜擢され、会社から期待されているという女性も多いのではないでしょうか。でも、「なかなか成果が出せない…」「部下との関係が気になる…」と悩んでいる方もいるでしょう。そんなときはどうすればよいのでしょうか。
エン・ジャパン社の総合転職支援サービス『エン転職』が実施した、「上司と部下」についてのアンケート調査によると、「尊敬する上司に出会ったことがある」と回答した方に、「その上司のどんな点を尊敬していますか?」と伺うと、第1位は「いざというときに部下を守る」(55%)という結果に。次いで、「指示・指導が的確」(53%)、「知識や経験が豊富」(51%)となっていました。
調査結果から、「部下のことを見守り、いざというときに助ける」のが“好かれる”上司であるともいえるでしょう。そのためには、自らも学び、知識や経験を地道に積んでおくということも必要といえそうです。
また、人材育成・管理者育成の達人である小山俊さんの著書「これこそ!上司の仕事」(すばる舎刊)によれば、理想的な上司像とは、部下から見て「自分と自分の仕事をよく理解してくれている」「仕事を任せてくれる。任せたら一切口出しはしない。しかし責任は取り、必要なときにフォローしてくれる」「諸々の場面で信頼し合える関係形成を図ってくれる」ような人なんだそうですよ。
難易度が高いものもありますが、これだけできれば理想的な上司になれるということ。ぜひ意識して部下と接したいものですね。