俳優の高嶋政宏が8月29日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演し、弟の俳優・政伸との子供時代の壮絶なケンカについて語った。
番組はこの日「芸能界兄弟ウラ事情」というテーマでトーク。政伸との不仲が報道されている政宏は「必ず確執にしたがるじゃないですか」と切り出し、「兄弟で遊び行ったり食事とか、損だと思いませんか?」と自身の考えを語り始めた。
さらに「(弟とは昔からずっと)一緒に食べてきたし、どうせなら友達とか奥さんの方が良くないですか?」と続けて、スタジオを苦笑いさせた。
MCのダウンタウン・浜田雅功が「向こうはどう思ってる?」と質問をぶつけると、同じくMCのダウンタウン・松本人志が「向こうはもっと思ってるんじゃないですか」と重ね、スタジオは爆笑に包まれた。
「ここまでは、浜田さんもご自分と妹さんが一緒に遊びに行ったりしないことを思い返して、まだ納得できるようでしたが、高嶋兄弟はこの先のエピソードが強烈でした」(テレビ誌ライター)
弟のケンカではしょっちゅう流血沙汰になっていたという政宏は、ある日、弟と二人で家の階段の上にいた時に、階段から弟を落としてやろうと思い、突き落としたら「ゴロゴロ落ちていって、騒動を聞いて出てきた父がすんでのところで受け止めて『政宏、なにやってんだ!』と。上で僕はニヤーって笑ってました」と、常軌を逸したケンカのエピソードを披露してスタジオはドン引き。
その翌日、政宏が家で宿題をやっていると背後に気配がし、振り向いたら政伸が鉛筆を握って立っていて、そのまま頭に振り下ろされた体験を明かすと、スタジオには悲鳴が。
政宏はさらに、「血ダラダラで救急車で病院へ行き、(治療が終わって)帰宅すると、政伸が正面に立ってニヤーっと笑った」と戦慄シーンを語った。
「恐怖ですっかり静まりかえったスタジオで、松本さんが『なぜこのトークを使えると思ったんですか?』と発言し、場内にようやく笑いが戻りましたね」(前出・テレビ誌ライター)
視聴者からは「恐ろしすぎる兄弟ゲンカに背筋が寒くなった!」「ふたりそろってニヤーっとか、サイコパスすぎる」「その辺のホラー映画より怖い」「さすがの松ちゃんも引いてたね(笑)」といったコメントが寄せられている。
お茶の間を震撼させた高嶋兄弟のエピソード。ふたりの溝はとんでもなく暗くて深いのかもしれない。
(石見剣)