滝沢カレンが8月27日深夜放送のバラエティ番組「グータンヌーボ2」(関西テレビ系)に出演。ゲストである女性アーティストへの扱いが物議を醸している。
この日は番組MCの滝沢が、辻希美と姉妹音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」の小春のガールズトークの模様を放送。
そのトークの模様を収めたVTRを流す前のスタジオトークで、この日のロケの感想について聞かれた滝沢は「私の大好きなミニモニ。辻希美さんに会えることが本当に夢の時間だった」と、大好きな辻との共演を振り返っている。
ただ、小春については「で、もう1人の方がチャラン・ポ・ランタン小春さんという方がいるんですけども…」と、あまりに辻と温度差がありすぎる紹介の仕方をしていたため、同じくMCの田中みな実からは「急に距離感」と苦笑いでツッコミを入れていた。
その後もガールズトークの舞台である飲食店に向かう滝沢の映像が流れた時のアフレココメントでも「ミニモニ。って私の夢でした。緊張します」と、辻との対面を前にして緊張している様子がうかがえたが、スタッフから「小春さんとお会いしたことは?」と聞かれると、「ないです。本当に名前も聞いたのも初めてで、申し訳ないことに。『なんでその名前にしたんだろう?』って。『芸人さんかな?』と思ったくらいなので…」と、あまりに正直な意見を述べていた。
小春についてのコメントを聞いた田中は「急に冷たくなる。突き放し方が尋常じゃない」と、辻との扱いの差に大笑いしていた。
さらに飲食店に到着後には小春はまだ到着していなかったから良かったものの「チャラン・ポ・ランサン」とユニット名を間違って話してしまう場面も。
そのため、視聴者からは「名前も聞いたことないとは普通言わないだろ」「MCなんだからゲストの名前ぐらい覚えろよ」「失礼すぎるだろ! 人によっては共演NG出されてもおかしくない」「辻が好きなのは分かったから、もう少し小春さんに興味持ってやれよ」など、批判的な声が上がっている。
「思ったことを正直に言ってしまうところは、滝沢の良さでもありますが、それを会話の中で一言二言のフォローを入れるならいいものの、残念なことに滝沢は日本語も上手ではなく、独特な表現で進めていきますから、失礼具合が加速していましたね。仮にも小春の方が滝沢よりも年上なのもそうですし、MCという立場なわけですから、もう少しゲストについて予習をしておいてあげてもよかったような気もしますよね」(エンタメ誌ライター)
19年5月放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS系)では、エレベーターが緊急停止した場合の対応を観察するドッキリ企画に登場した滝沢。非常時の連絡ボタンを押し、管理側の警備員と連絡を取った際、警備員からエレベーター内の状況を聞かれると、居合わせた小太りな一般男性について、「お腹がすごく…」と何故か男性の体形について言及。本人を前にしての発言ということで「って言ったら失礼か。ごめんなさいね」と男性に謝罪するも、その顔はニヤけており、「これからダイエットするかもしれないし」「今は(太っている)ってことです」とやはりフォローになっておらず、ここでも批判の声を集めた“実績”がある。
とはいえ、ここにブレーキをかけるようでは“滝沢カレンらしさ”も失われてしまうのだろうけど。
(田中康)