9月20日から、ラグビーワールドカップが開幕します! 徐々に盛り上がりをみせているようですが、実はアメフトとラグビーの違いが分からないという人も多いのでは。防具をつけるつけない、ボールの大きさなどの違いはありますが、もっと根本的なゲームのルールなども、似ているようで全く違うんですよ。
ラグビーはサッカーのように試合開始からずっとプレイが流れ続けますが、アメフトは野球のように、攻撃と守備の時間が明確に分かれます。そしてアメフトには、攻撃方法によって一人ひとりの動き方や役割を細かく定めた門外不出のプレイブックがチームごとにあり、攻撃のたびにハドル(作戦会議)をして、それに基づいてプレイをするのです。
具体的なプレイでは、アメフトは1回の攻撃で1回の前方向のパスが認められています(後ろには何度でもOK)が、ラグビーは前にパスをしてはいけません。また、ラグビーはボールを持った人にのみタックルOKですが、アメフトは誰にでもタックルが可能です。とはいえ、やみくもにタックルするのではなく、攻撃側はボールを持った人が走る道を作るためにタックルをし、攻守側はボールを持った人を守るために周囲の人がタックルをするのです。
世界3大スポーツ大会といわれるラグビーワールドカップ。せっかくなら、間違いやすいアメフトとの違い知ったうえで応援したいですね!