お笑いタレントの今田耕司が9月7日放送の「特盛!よしもと 今田&八光のおしゃべりジャングル」(読売テレビ)に出演し、吉本興業から契約を解除されたカラテカ・入江慎也のボランティア活動中のファッションをダメ出ししている。
入江は2014年に雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮らを反社会的勢力の宴に招待し、闇営業騒動を巻き起こした発端の人物。宮迫らとは異なり、騒動が発覚した途端に吉本興業から契約を解除された唯一の芸人である為、騒動への釈明の機会が与えられなかったことは不運だが、今田は禊としてボランティア活動に汗を流す入江のファッションが気になったようだ。
8月下旬頃より、東京の渋谷駅でゴミ拾いのボランティア活動を行う入江の姿が報じられると、メディアからの取材に応じた入江がGUCCIのキャップを身につけていたことに目を付けた今田は「なんでグッチやねん!ボランティアのゴミ拾いになんでグッチやねん」と入江にメッセージアプリを介して注意したことを報告。入江からは「すいません、何も考えんと」と返信があったことも併せて紹介していた。
「そもそも不祥事を起こしたタレントがボランティア活動をする目的は、世間からの心証を少しでも良くするというのがメインの狙いかと思われますが、そこで不必要なブランド物のアイテムを纏ってしまう辺りが入江の認識の甘さを物語っており、良くも悪くも自分の振る舞いがどれだけ世間からの注目を集めているかを理解できていない証拠とも考えられます。今田はかねて入江とプライベートで付き合いのある直属の先輩でしたから、あえて入江の個人名を出しながら番組内でネタにしたことは優しさでしょう。明石家さんまも『入江に闇営業を誘われたら俺も断らない』と話していたように、入江の少し抜けているドジな一面こそが先輩から寵愛を受ける所以なのかもしれませんが、世間からすれば話は別。しっかりと猛省をアピールする為にも少しは賢く振る舞う術を覚えた方が良いでしょう」(テレビ誌ライター)
もちろん“何を着ているか”よりも“何をしているか”の方が重要だという解釈もあるだろうが、わざわざ禊の活動中にハイブランドのキャップを選ぶ必要もないはずだ。
入江は、自身が吉本興業史上最悪の不祥事を招いた張本人であるという事実をしっかりと認識しなければならないだろう。
(木村慎吾)