いまや経営陣の一人としてジャニーズ事務所をけん引する滝沢秀明が、台風15号の被害に苦しむ千葉県で復旧作業のボランティア活動に参加していたという。ネット上の目撃情報によると、滝沢は女性問題で謹慎中のHiHi Jet・橋本涼を引き連れ、がれき撤去を手伝っていたようだ。
「滝沢は以前から災害復旧のボランティア活動に何度となく参加しています。東日本大震災では滝沢歌舞伎の合間を縫いながら現地に足しげく通い、昨年7月の西日本豪雨でも被災地の岡山県にて復旧活動に勤しみました。だから滝沢にとっては特別なことをしているつもりはないはず。橋本を連れていったのも、被災地ではいくらでも人手が必要なので、仕事のない若手を駆り出そうと考えるのは自然なことでしょう」(芸能記者)
とはいえ滝沢はいまや、ジャニーズアイランドの社長としてジャニーズJr.らを育成する立場にある。それゆえ今回のボランティア活動からは、従来とは異なる意味合いが伝わってくるというのだ。芸能記者が続ける。
「芸能人のボランティア活動には“売名行為”批判がつきもの。とくに活動現場がマスコミで報じられようものなら、《報道陣を引き連れてのボランティアっておかしくないか?》との批判が殺到しがちです。その典型例が16年6月に木村拓哉が熊本地震の被災地で行った炊き出し。石原プロモーションが自然災害のたびに行っている復旧活動に参加する形でしたが、その模様が情報番組で詳しく報じられたことにより、世間には“パフォーマンス”という印象を与えてしまい、ネット上には《世界一カッコ悪い》という悪評まで噴出してしまいました。それに対して滝沢はマスコミの取材など関係なく黙々とボランティア活動を続けており、今回の千葉でも数少ない目撃情報が伝わっているだけ。そのため滝沢が意図とは無関係な形で、キムタクに対する強烈な当てつけになってしまっているようです」
言葉ではなく行動で示す。それが滝沢流ということなのかもしれない。
(白根麻子)