11月6日から始まる関ジャニ∞の47都道府県ツアー「Upd8」が、その過酷な日程で注目を集めている。なかでも、同じ日に異なる県で2公演を開催する「同日開催」が全11回にも及び、その移動がどうなるものかとeighter(関ジャニファン)の間でも話題になっているのだ。
「全11回の同日公演で、最も移動が楽なのは11月20日の“熊本から福岡”。開催地の熊本県荒尾市と福岡県大牟田市は県境を挟んだ“隣り町”で、会場間は徒歩でも6キロ、1時間ちょっとの距離に過ぎません。当日は県境を南から北へと超えるeighterたちを数多く見ることになりそうです」(芸能記者)
ほかにも徒歩移動はさすがに無理ながら、4月10日の栃木県足利市と群馬県太田市、2月7日の滋賀県大津市と京都府宇治市、3月11日の島根県松江市と鳥取県米子市は、タクシー移動も無理のない距離となっている。
それに対して、ファンはもちろん関ジャニ∞たちにとっても“地獄の移動”になることが確実と見られる組み合わせがあるというのだ。芸能記者が続ける。
「3月24日の新潟県上越市と富山県射水市は、移動距離が150キロにも及びます。3月の北陸では吹雪もあり得るので、北陸自動車道が渋滞する恐れも。しかもここは鉄道移動も厳しく、それぞれの最寄り駅になる直江津駅から小杉駅へは直通列車がなく、乗り換えを経て3時間もかかる距離。最速ルートは途中に北陸新幹線を挟むことで、こちらは料金が倍もかかるうえに乗り換えが煩雑となります。いずれにせよこの日はファンの移動が大変なのはともかく、関ジャニ∞自身が富山公演に間に合わない恐れすら否定できません」
しかもライブ後には翌日の公演に向けて福井県福井市まで134キロを大移動する必要が。そして翌24日にはまたもや福井市から石川県金沢市まで84キロの同日移動があるという強行日程だ。2日間で367キロという最凶移動に関ジャニ∞とeighterは耐えられるのか。ライブの内容と同じく、この移動劇にも大きな注目が集まるのは確実だろう。
(白根麻子)