タレントの武井壮が9月23日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、ZOZOの前澤友作前社長が募集した“秘書&広報”に立候補している。
前澤氏は20日に自身のツイッター上で「緊急求人募集」と打ち出し、「秘書さん!広報さん!僕の新しい活動(まだ具体的に決まってないけど)手伝ってください!」と新たなスタートに向けたアシスタント役を求め、秘書と広報それぞれ1~2名を募集していることを添付のテキストで説明。続けて、「外から僕を見ていて、バカだなーとか、無茶すんなーとか、人生楽しそうだなーとか、もっとこうしたらいいのにーとか、、、何か前澤が気になる方、待ってます!笑」と希望する人間像も綴ると、これに挙手したのが武井壮だった。
同番組内で武井は、前澤氏が広報に求める条件として「SNSを積極的に使っている、高いコミュニケーション能力」を挙げていることから、「広報のこの要件、ほぼ俺なの。ほぼほぼ俺なの」と興奮気味に語り、前澤氏と一緒に働くことができるなら「給料なんかぶっちゃけいらないくらい」と豪語。「楽しい時間を過ごして、自分も絶対メリットがあるし、前澤さんにもメリットを提供することもできるから」と続け、互いにギブアンドテイクの関係性を築けるともアピールしている。
「たしかに武井は142万人ものツイッターフォロワー数を誇り、個人プロダクションながら芸能界で確固たる地位を築くなど、その成り上がり根性は突出していますが、秘書や広報という仕事は専門的なスキルが求められる上に、その拘束時間も相当なものです。テレビなどの他の仕事と併用しながらの立候補を考えているとすれば、ツイッター上とはいえ真剣なビジネスの求人をしている前澤氏にとっては不相応かもしれません。ネットにも武井の熱意とは裏腹に『仕事なんだからそんなに甘いものではないと思います。芸能界の仕事と二足のわらじは不可能でしょう』『仕事して給料いらないという人を信用してはいけない』『こういうフワッとした芸能人を雇うとダメ。ちゃんと各企業などで実績を残した一般人を雇う方が良い』『多分武井さんは一般企業の広報の仕事を理解していないんじゃないかな』という疑問の指摘が相次いでいます」(テレビ誌ライター)
仮に芸能界の仕事を全て休止し、それでも“給料無しでやらせて下さい”というアピールであれば前澤氏の心に響くかもしれないが、果たして武井にそれほどの本気度があるのだろうか?
(木村慎吾)