肩こりや腰痛に便利な湿布薬。ところが、湿布を貼って赤くなってしまったり、かゆみが出たりしてしまったという人が多くいるようです。実は、湿布薬でかぶれてしまう原因はさまざま。そこで、湿布薬を使うときに注意したいことを紹介していきましょう。
まず大切なのは、湿布を貼る前に患部を清潔にしておくこと。汗をかいていると、雑菌が増えてトラブルの原因になってしまいます。また、長時間の使用は避けたほうがよいでしょう。一般的な使用の基準としては8時間とあるようですが、汗をかいてかぶれの原因になることも。ですから、2~3時間ではがしたり、少し肌を休ませてから貼るなど、短時間での貼り換えがオススメです。
意外と知られていないのは、光触媒過敏症の原因となるケトプロフェンやインドメタシンが含まれている湿布薬。これは、湿布薬をはがした部分が紫外線にあたることで、赤く腫れたりかゆみを引き起こしたりすることも。
もし、湿布かぶれを起こしてしまったら、まずは水やぬるま湯などで原因物質をきれいに落とすことが大切です。このとき、ゴシゴシこするのはNG。市販のステロイド軟こうで治せますが、できれば皮膚科を受診するようにしましょう。