年々減っていく町の銭湯ですが、そんな銭湯を惜しむべく、銭湯巡りを趣味とする女子がじわじわと増えているようです。町の小さな銭湯でも、最近はスーパー銭湯並みにジャグジー風呂や日替わりの薬湯などがあるところも多く、大きいお風呂でゆっくりと足を伸ばして疲れを癒やしたいものです。
東京都内には、減っているとはいえ500軒ほどの銭湯があり、それぞれの銭湯にはスタンプが設置されていて、「銭湯お遍路」ができます。巡礼ノートは東京都浴場組合で配布していて、切手代を郵送するだけで入手可能。また、東京都浴場組合のホームページからダウンロードして使うことも。さらにアプリ版もあります。
最近の銭湯では、タオル、シャンプー、せっけんなどがセットになった「手ぶらセット」や、下着を販売しているところも増えていますから、準備もそれほど必要ありません。また、開店前にヨガ教室をしたり、マンガ喫茶並みに漫画をそろえたりするなど個性豊かな銭湯も多いので、より行きやすくもなっています。東京都なら一律460円で入浴可能なので、仕事帰りや買い物ついでに寄ってみてはいかがでしょうか。