人気ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音との不貞騒動で、芸能活動を休止中のタレント、ベッキー。その後釜を狙い、モデルのダレノガレ明美や元アイドルの菊地亜美が名を連ねたが、司会者やコメンテーターまでマルチに活動するベッキーの代わりとなるには実力不足だったようだ。
「ポストベッキーに一番近いのは、最近テレビに復帰した若槻千夏です。彼女は結婚して子供もいるため、恋愛スキャンダルの心配もないですし、ブランクがあるとは思えないほど頭の回転も早く、毒舌ぶりも健在。すでに冠番組のオファーがあってもおかしくありません」(テレビ関係者)
そんな若槻の“凄さ”を元渋谷109ショップ店員が明かす。
「今から10年以上前、まだグラドルだった頃の千夏ちゃんが、どんな商品が売れているのか109のショップにリサーチに来たんです。それから数年後、彼女のブランドWCが渋谷109にオープンしましたが、大人気の中、突然閉店したため、アパレル業界では『アイドルが名前貸しで商売するも業績不振で潰れた』と、大騒ぎになりました。ところが、閉店がネットニュースで大きく取り上げられた直後、今度は渋谷センター街の大箱に同店舗をニューオープンしたんです。倒産も噂されたネットの効果は抜群で、ショップは初日から大賑わいだったようです」
倒産⇒開店が戦略だったとしたら見事の一言。ともあれ、実業家として成功した若槻の言葉が、そこらの女性タレントとは重みが違う気がするのもあながち間違いではないだろう。
(佐藤ちひろ)