女性の間で繰り広げられる「マウンティング」。マウンティングとは、「自分の方が相手より優位に立っていることを示そうとする行為」のことで、自分が勝っている点を自慢したり、相手をけなしたりすることを指します。マウンティングはどうしてもなくならないもの。嫌な目に遭っている女性も多いのでは。そこで、マウンティングされてしまったときに不快にならない処世術を紹介しましょう。
作家・写真家の有川真由美さんの著書「女子が毎日トクをする 人間関係のキホン」(PHP研究所刊)によれば、マウンティングされたらいくらでも負けてあげるのがポイントなんだとか。マウンティングをするタイプには評価されたいのに評価してもらえない女性がいますが、そういう人は自分からアピールするより仕方がないということを理解し、「どうぞどうぞ不安を吐き出してください」と思うしかないとのこと。「はいはい、あなたの勝ちですよ~」と、あっさり負けてあげれば人への攻撃は収まるそうですよ。そのためには「この人も不安なんだなあ…」と、寛大な気持ちになること。これはぜひ覚えておきたいですね。
また、精神科医の樺沢紫苑さんによれば、マウンティングされる理由は、相手から舐められてるということなのだそう。つまり、「コイツ、たいしたことないな」と相手に思われているということ。圧倒的に自分の方が優れていることが相手に分かれば、マウンティングされることはないと樺沢さんはいいます。ですから、他人から舐められないようにするためには、自己成長、自己投資など、努力することも大切なようです。
社内やママ友などの人間関係の中でマウンティングされることがあったら、ぜひこれらの対策をヒントにしてみてくださいね。