昨今、「話し方」がビジネススキルとして注目を集めています。でも、話し方を変えただけで、ビジネスはうまくいくようになるのでしょうか?
話し方教室KEE’S代表の野村絵理奈さんの著書「世界のエリートが実践! 革命的話し方メソッド」(ポプラ社刊)によれば、海外のエグゼクティブは、声や笑顔などの印象を磨くのが当たり前なんだとか。でも、日本ではそこまで浸透していないように思われますよね。
また、世界的なビジネス・コンサルタントのブライアン・トレーシー氏によれば、「成功するために必要なのは、90%のコミュニケーション能力と10%の専門知識である」とのこと。コミュニケーション能力を上げるには、自己呈示力を高めること。つまり、対人力と思考力がポイントになるのだそうです。みなさんは自信がありますか?
経営コンサルタントの佐藤昌弘さんの著書「不況の歩き方」(主婦の友社刊)によれば、対人力とは信頼の預金残高と呼べるもので、困っているときに助けてくれる存在のことなんだとか。対人力を磨くには、「どうしたら相手に受け入れられ、必要とされるか」を考えることで、その基礎は、自分が無償で相手に時間や労力や知恵をどこまで提供しているかによって培われるそうですよ。
いかがでしたか? 対人力と思考力を鍛えて「話し方」を変え、みなさんもビジネスで評価を受けられるようになってくださいね。