「妊娠期間は10ヵ月もあるから、ゆっくり準備をすれば大丈夫……」と、さまざまな準備を先延ばしにしていた筆者ですが、つわりがなくこれまで通りに仕事を続けていたためか、あっという間にお腹が大きくなりました。体調をみて動くとなかなか時間を取れなかったりするため、できるだけ早く準備をしておくべきだった…と痛感したことをまとめてみました。妊娠中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
■子どもの性別が分かったら、服やタオル類をたっぷり準備
モノの準備ほど、「いつでも買えるから」と後回しにしてしまいがち。しかし、出産後しばらくは赤ちゃんに付きっきりになるため、安心して暮らせる量は確保しておきたいものです。ママの心身の健康を考えると「今日はお洗濯なし! 明日まとめて…」なんてこともできるようにしておきたいですよね。
赤ちゃんは汗をかいたりよだれが垂れたりで服やタオルを頻繁に交換しますし、布団に敷いたり寒さ対策にかけてあげたりと、予想以上にタオルが活躍します。服も「これを洗ったら替えがないから…」と、着替えさせるタイミングを考えるのは大変。冬はすぐに乾かないというハプニングも起こりやすいため、少し多めに用意しておくことをオススメします。
赤ちゃんの性別を出産前に知りたい方で、性別に合わせて準備をしたい場合は、性別が分かったタイミングで買うのがよいでしょう。それまでにお気に入りのブランドなどを決めておくと、選びやすいですよ。
■近くの小児科・病院や託児施設を視察しておく
歩いて無理なく行ける距離に病院があるか、復職を考えている場合は託児施設がどこにどのくらいあるかなど、産後に利用する施設は動けるうちに調べておきたいですね。適度な運動として散歩ができる時期であれば、実際に足を運んで距離感や混み具合をチェックしておくとよいでしょう。
■自身の体調の変化を調べておく
この後どのくらいのペースで体重が増えるのか(どのあたりまでに止めるべきなのか)、お腹の大きさは何ヵ月頃にどのくらいになるか、事前に分かっておくと安心して過ごせます。また、「あれ? ちょっと違うぞ…」と思ったときに、すぐに産婦人科に相談できることも大きなメリットです。ざっくりで構わないので、生活(とくに仕事の仕方)の変化や注意することなどを、時期ごとに把握しておきましょう。
安心が増えると、それだけリラックスして過ごせるようになります。その分、夫婦や家族で楽しく過ごす時間を増やしやすいですよ。焦らず、赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみに過ごしたいですね。
(Nao Kiyota)