これまでインターネットにタレントの画像や動画が出回ることに消極的だったジャニーズ事務所だったが、所属グループトップの嵐がYouTube公式チャンネルを10月9日に開設した。
第一弾は同グループの代表曲「A・RA・SHI」をはじめ「Love so sweet」「Happiness」「truth」「Monster」のミュージックビデオを公開。登録者数は160万人を超えている。同時にこれら5曲は、「Apple Music」や「Spotify」といったサブスクリプションサービスでも解禁された。
そんな中、10月23日発売の「女性自身」は、ネットで流すための嵐のドキュメンタリー映像撮影が始まったのではないかと報じている。
IT業界関係者は「これらの動きは、嵐だけでなく事務所にとってもビッグビジネス」という。
「YouTube動画は再生1回につき、投稿者には0.1円から0.3円が入るとされています。また、Apple Musicは1回の視聴で1円。Spotifyは0.3円がレーベルに入ると言われています。活動休止になっても、こういった形で嵐とつながっていられるのはファンにとってありがたいことですが、結局、若手が育つまでは嵐が事務所を支えていくことになるんじゃないでしょうか」
活動休止の交渉中「休止までの2年間、精一杯頑張って、これまでの19年間と同じぐらい事務所に恩返しをします」と宣言したという櫻井翔。その言葉は、有言実行になりつつあるようだ。