お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が設立した会社「チューリップ」が、2018年までの7年間で約1億2000万円の申告漏れを東京国税局から指摘された問題で、10月23日、徳井本人が大阪市内で謝罪会見を開いた。
徳井は、所属する吉本興業から支払われる出演料などを、同社を通じて受け取っていたが7年間もの長期に渡って申告を怠っていた形。
会見で徳井は「私のだらしなさ、怠慢によりしっかりとした納税ができず、ちゃんと納税されてる方に多大なるご迷惑・不快感を与えたこと、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、「客観的に見てとんでもない金額。一般の社会人では考えられない想像を絶するだらしなさ」「税理士から納税をするよう言われていたが先延ばしを続けていた。自分がどうしようもなくルーズだった」と、自身のルーズさが招いた事態だったと説明した。
徳井の説明にネットでは「ルーズと言ってるけど、ちゃんと事務所を作る知識はあるんだろ?信用できないな」「もし本当にルーズだというなら、自分の会社なんて作らずに吉本にすべて任せておけばよかったものを」「ただの申告漏れじゃなく、何年間も無申告だったなんてちょっと想像を絶する(笑)」「金額的にかなり悪質だよ」といった意見が上がっている。
「徳井さんは自信について、納税に関して無知、ルーズだったと釈明していますが、実は5年前に自身のラジオ番組で税金に関して気になる発言をしているんです」(芸能ライター)
徳井は2014年8月9日に放送された「キョートリアル!コンニチ的チュートリアル」(KBS京都)で、海外移住計画についてトークしているのだが、その中で移住先候補について「シンガポールは近代都市やから、法人税がスゴい安い」「ドバイは税金というものが一切ないんのよ。所得税、法人税、消費税、何にもいらんのよ」などと、税金の安い国をピックアップして調べている様子が伺える発言をしていたのだ。
「徳井さんの申告漏れは2011年から始まったとされていますが、このラジオ放送はそれよりも後の話。今思い返せば、税金に無知どころか、海外の税金事情まで詳しく調べていたフシが見られるんですよね(苦笑)」(前出・芸能ライター)
徳井をCMに起用している家電量販店のエディオンが24日、CM差し替えを明らかにするなど、仕事への影響も出始めた徳井。「このまま仕事がなくなっても仕方がない」と発言するなど、もはや諦めの境地なのか。念願のドバイへの移住も、現実味を帯びてきてしまったか!?
(石見剣)