11月1日は「紅茶の日」だというのをご存知でしたか? 1791年(寛政3年)の11月1日、伊勢の国出身の船頭である大黒屋光太夫という人が、ロシアの女帝・エカテリーナ2世のお茶会に招かれたというエピソードがあります。この日本人として初めて外国での正式な茶会で本格的な紅茶を飲んだといわれている日をもとに、1983年に日本紅茶協会により定められたそうです。11月にもなると、熱い紅茶を楽しむのにぴったりの季節ですよね。そこで、紅茶の楽しみ方を2つ紹介しましょう。
■ホットジャムティー
その名の通り、紅茶にジャムを入れる飲み方です。イチゴやオレンジママレードなど、市販のジャムを買ってきて紅茶に入れるだけ。砂糖を入れるよりも、フルーティーで楽しい紅茶が楽しめますよ。
■スパイス入り紅茶
冬にぴったりなのが、スパイス入りの紅茶です。紅茶研究家である磯淵猛さんの著書「基礎から学ぶ 紅茶のすべて:美味しくするテクニックから歴史や産地の話まで」(誠文堂新光社刊)によれば、紅茶に合うスパイスとして、次のものがあるそうです。例えば、ウバにはシナモンとマサラ、ダージリンにはカルダモンやジンジャー、アッサムにはシナモンにジンジャーにクローブ、マサラなど。これは試してみたいですね。