10月29日放送の「ごごナマ」(NHK)に生出演した平野レミに、もらい泣きした視聴者が相次いだようだ。
平野の夫でイラストレーターの和田誠さんが、肺炎のため83歳で死去したのは10月7日のこと。番組には平野への温かいメッセージがたくさん届いているそうで、それを受けて番組冒頭では、平野が書いてきた視聴者への手紙を安部みちこアナが代読。料理の仕事をするきっかけを作ってくれたのは和田さんだったこと、これからも天国にいる和田さんからおいしいと言ってもらえる料理を作り、元気に人生を楽しむこと、最後にメッセージをくれた視聴者に対する感謝の言葉で締めくくられた。
平野はその後「第3のステージが今日から始まります。独身の時があって、結婚した時があって、また独身に返っちゃって。でもなんか、未亡人って言葉はイヤですね」とこぼれそうになる涙を押し戻すようにして顔を上に向けてから、明るい笑顔でコメント。スタジオでキノコ料理を作り始めた。
「泣かずにこらえていた平野ですが、番組終盤の視聴者からのお便りコーナーで励ましのメッセージが読まれると、『だめだ…』と何度もつぶやきながらむせび泣く姿が印象的でした。なんとかティッシュで涙をぬぐいながら『あーイヤだ、ダメだ。こんなことになると思わなかったからね』と言い、『でもね、私思うの。100年か200年後には、ここにいる人全部さ、いなくなっているからね。みんなそうなのよ! だから今を元気に生きましょうね!』と明るく声を張る平野に、番組MCの船越英一郎も目頭を熱くしていました」(女性誌記者)
普段は底抜けに明るい平野の涙だけに、ネット上では「もらい泣きした」との声が続出。平野が心から人生を楽しめる日が再び来ることを願ってやまない。